Bsup債権債務システムは、受注明細と発注明細を紐づけることによって粗利を集計し、受注単位やプロジェクト単位の収支管理を行います。運用として受注入力と発注入力の明細を任意に紐づける方法と受発注入力で自動的に受注明細と発注明細を紐づける方法があります。
また、債権システム単独でご利用の場合は、受注入力画面や請求入力画面の売上金額に対して原価金額を入力することによって「受注残一覧表」「売上集計表」で粗利を集計することが可能です。
仕入や購入が伴う案件(プロジェクト)や受注単位での収支管理を行いたい企業様へBsupの運用方法をご紹介します。
1.受注と発注を対比して粗利を計算
(1)受注処理と発注処理を行うタイミングが異なる場合
(営業部門が受注業務を行い、購買部門が発注業務を行う運用等)
受注入力を行った後に発注入力を行います。発注入力時に受注明細番号を指定することで受注と発注を紐づけます。
■受注入力
■発注入力
※発注入力時にF1キー「受注連動」ボタンを押し、受注明細を指定することで受注と発注明細を紐づけします。
(2)受注処理と発注処理を同一タイミングで行う場合
(営業部門が受注・発注業務を同一のタイミングで行う運用等)
受発注入力を使用し、受注情報と発注情報を1画面で同時に入力します。
■受発注入力
※上記(1)・(2)の運用で受注単位又はプロジェクトで集計した収支管理表を出力することが可能です。
■プロジェクト(案件)収支管理表
2.売上に対して原価を入力して粗利を計算
収支管理を行いたいが、受注・請求業務を中心にシステム化をする場合
受注(又は請求)入力時に売上金額に対して原価金額を入力します。
■受注入力
■売上伝票参照
※原価金額を明細単位に入力します。
明細行に商品コードを入力したときに商品マスタに登録している売上単価と原単価(又は売上金額と原価金額)を初期値として自動表示します。
■売上集計表
売上粗利集計表は、部門別、担当者別、得意先別、商品別、プロジェクト別等の集計項目を選択することができ1~3階層までの売上と粗利の複合集計をします。