あったら便利なプロジェクト収支管理
経営者が知りたい3つの収支
会社の経営者が知りたい収支としては、主に次の3つがあります。
- 会社全体の収支
- 部署毎や支店毎、店舗毎の収支
- プロジェクト毎の収支
会社全体の収支や部署毎や支店毎、店舗毎の収支は、経理に報告させている会社が多いことでしょう。しかし、プロジェクト毎の収支管理を毎月行っている会社は、あまり多くないことが現状です。
プロジェクト収支とは
プロジェクト収支とは、案件収支とも言われ、システム開発会社であれば開発しているシステムのプロジェクト毎、建築会社であれば建築物毎など、契約しているプロジェクト毎の収支のことです。
プロジェクト収支を管理することで、各プロジェクトの収支が適正に行われているかどうかを知ることができ、プロジェクトがどの程度黒字になるのか、またどの程度の赤字が出ているのか、プロジェクト収支の現状やプロジェクトが終わったときの収支予想が分かります。
また、プロジェクト収支のアーカイブを残しておくことで、同じような内容の案件の引き合いがあったときに、その案件を引き受けるとどの程度の収支があるのかを予想しやすくなります。
プロジェクト収支管理で効果を発揮しやすい業界
プロジェクト収支管理システムReboを導入することで、プロジェクト収支管理が行いやすい業界としては、次のようなものがあります。
- システム開発
- 建築業界
- テレビ番組制作
- 広告制作
- イベント企画
これらに共通することは、「依頼を受け、長期的な日数をかけて制作物を作ること」です。
システム開発では、プロジェクト毎に内容が異なる場合が多く、なかなか収支が予想しにくいこともあります。また、建築業界では建物の形や大きさは違えども、設計のやり方や工程は、どの現場も同じようなものになります。どちらも、大きなプロジェクトほど、収支の金額が大きいためプロジェクト収支管理をしっかり行うべきと考えます。
テレビ番組制作では、テレビ局から与えられた予算内で、一定の視聴率を出すために、予定変更がよくあると聞きます。経営者側としては、プロデューサーから番組が終わった後に「収支が赤字でした」といきなり言われても困ります。支出の予定変更が多いプロジェクトでは、予算計画がなかなか立てられませんので、定期的なタイミングにてプロジェクト収支の把握が大切になります。
広告制作やイベント企画でも同様に、プロジェクトが終わったときに収支が分かるのではなく、定期的に収支が分かった方が、経営者としては安心です。
プロジェクト収支報告の頻度
プロジェクト収支報告は、プロジェクトの進捗を兼ねて1~2週間に1回程度の報告を行うことが一般的です。経営者とプロジェクトマネージャとの間でトラブルがないように、プロジェクト収支報告はしっかり行いたいものです。
プロジェクト収支管理システムを導入されるのであれば、当社のプロジェクト収支管理システムReboをご検討ください。